三黄瀉心湯読み方:サンオウシャシントウ

適応する病気・病症

精神不安、不眠症、高血圧、動脈硬化、鼻血、吐血、便秘、痔出血、更年期障害、血の道症、肩こり、等

上記の病名は順不当で本漢方薬の効果が適した順番に並んでいる訳ではありません。
三黄瀉心湯がご自分の状態(体格や体力、症状など)に合うか、以下の項目をチェックして下さい。病名は合致しても、その人の体の症状や体格、傾向と合わない場合、漢方薬の効果をあまり感じられません。

気血水 気虚
陰陽証 陽証(熱証、風邪の時に熱がったり、冷たい飲み物や寒冷刺激を好む人)に有効
虚実証 実証(体力があり反応が顕著で充実した状態、ガッチリした体格の人)に有効
現在の状態
  1. 赤ら顔である
  2. 精神が不安定
  3. 便秘がち
  4. みぞおち辺りにつかえ感がある
  5. 鼻血や吐血などの出血症状がある
  6. のぼせる
  7. 高血圧
  8. 頭が重く、耳鳴りがあり、不眠やめまいもある
  9. お酒が好き
  10. 脚が冷える
お腹の状態 みぞおち辺りにつかえがある
脈の感じ 力がある
舌の見た目 乾燥気味で白や黄色の舌苔がある

三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)は上記の様な症状の方に有効な漢方薬処方です。

服用期間の目安

鼻血には2、3日ほど、便秘や痔出血には一週間ほど、その他症状には一ヶ月程度服用してください

副作用や注意点

下剤との服用、授乳中の人は服用してはいけません

発疹やかゆみ、吐き気や嘔吐、息切れや呼吸困難、全身の倦怠感や褐色尿などが現れた場合は服用を中止してください

配合されている生薬

大黄黄芩黄連

三黄瀉心湯を扱う漢方関連会社

ウチダ和漢薬、小太郎漢方製薬、ツムラ、松浦薬業、剤盛堂薬品、三和生薬、タキザワ漢方廠、ジェーピーエス製薬、大杉製薬

 

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虚実証とは

その人が生まれながらに持っている要素を「証」として分類したのが虚実証です。


実証
体格・骨格がガッチリしていて、筋肉量も多く、胃腸が丈夫な方。


虚証
体格・骨格が弱々しく、筋肉量も少なく、胃腸虚弱な方。


虚実間証
体格・骨格、筋肉量が普通で、胃腸も問題ない方。


自分が実証だと思う方は「実証~虚実間証」、虚証だと思う場合は「虚実間証~虚証」と判断すると漢方薬の選択が広がります。

陰陽証とは

陽証
冷たい飲み物や寒冷刺激を好む方、風邪で熱が出た時、身体が熱くなる方


陰証
温かい飲み物や温暖刺激を好む方、風邪で熱が出た時に寒くなる方


病気の進行状況によっても陰陽の表現が使われ、症状が強く現われる進行期を陽、病状が落ち着いてきた時を陰として判断する場合もあります。

気血水とは

漢方では気と血と水がバランス良く体内を流れることで健康を保つと考えられています。 「気」は根本的な生命エネルギーを表し、心身の活力や免疫に影響します。
「血」は血液やその機能、それによって運ばれる栄養、ホルモンなどを表します。
「水」は血液以外の体液や体内の水分、リンパ液や消化液、尿や汗などの機能を表しています。


気虚…気の量が不足し活力が低下している状態


気逆…気が上へと逆流している状態


気うつ(気滞)…気の流れが悪くなっている状態


瘀血…血流が悪くなり停滞している状態


血虚…血の量や機能が低下している状態


水滞(水毒)…余分な体液が体内に溜まった状態