小青竜湯読み方:ショウセイリュウトウ

適応する病気・病症

鼻炎、咳、鼻水、気管支炎、気管支喘息、腎臓炎、腎臓病、等

上記の病名は順不当で本漢方薬の効果が適した順番に並んでいる訳ではありません。
小青竜湯がご自分の状態(体格や体力、症状など)に合うか、以下の項目をチェックして下さい。病名は合致しても、その人の体の症状や体格、傾向と合わない場合、漢方薬の効果をあまり感じられません。

気血水 水毒(水滞)
陰陽証 陽証(熱証、風邪の時に熱がったり、冷たい飲み物や寒冷刺激を好む人)に有効
虚実証 虚実間証(体力や体格は普通で反応も通常の範囲の人)に有効
現在の状態
  1. 鼻水が多い
  2. 涙が出る
  3. よだれや唾液が多い
  4. 薄く水っぽい痰が出る咳
  5. むくみ
  6. 尿量の減少
  7. のぼせ症状(悪寒、発熱、頭痛、からえずき、みぞおちのつかえ感)
お腹の状態 腹壁は柔らかく胸の脇辺りに圧痛があり、胃部から水音が聞こえる
脈の感じ 緊張して軽い脈
舌の見た目 舌苔は無く湿っていて滑らか

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)は上記の様な症状の方に有効な漢方薬処方です。

服用期間の目安

風邪には一週間ほど、その他症状には一ヶ月程度服用してください

副作用や注意点

15歳未満は服用してはいけません

発疹やかゆみ、吐き気、食欲不振、胃の不快感、肺炎症状、手足のだるさや痺れ、全身の脱力感、全身のだるさ、褐色尿などが現れた場合は服用を中止してください

配合されている生薬

麻黄芍薬乾姜甘草桂皮細辛五味子半夏

小青竜湯を扱う漢方関連会社

ウチダ和漢薬、クラシエ、建林松鶴堂、小太郎漢方製薬、伸和製薬、ツムラ、太虎精堂製薬、松浦薬業、大峰堂薬品、三和生薬、タキザワ漢方廠、イチゲン、日邦薬品工業、ロート製薬、ジェーピーエス製薬、大杉製薬、エスエス製薬

 

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虚実証とは

その人が生まれながらに持っている要素を「証」として分類したのが虚実証です。


実証
体格・骨格がガッチリしていて、筋肉量も多く、胃腸が丈夫な方。


虚証
体格・骨格が弱々しく、筋肉量も少なく、胃腸虚弱な方。


虚実間証
体格・骨格、筋肉量が普通で、胃腸も問題ない方。


自分が実証だと思う方は「実証~虚実間証」、虚証だと思う場合は「虚実間証~虚証」と判断すると漢方薬の選択が広がります。

陰陽証とは

陽証
冷たい飲み物や寒冷刺激を好む方、風邪で熱が出た時、身体が熱くなる方


陰証
温かい飲み物や温暖刺激を好む方、風邪で熱が出た時に寒くなる方


病気の進行状況によっても陰陽の表現が使われ、症状が強く現われる進行期を陽、病状が落ち着いてきた時を陰として判断する場合もあります。

気血水とは

漢方では気と血と水がバランス良く体内を流れることで健康を保つと考えられています。 「気」は根本的な生命エネルギーを表し、心身の活力や免疫に影響します。
「血」は血液やその機能、それによって運ばれる栄養、ホルモンなどを表します。
「水」は血液以外の体液や体内の水分、リンパ液や消化液、尿や汗などの機能を表しています。


気虚…気の量が不足し活力が低下している状態


気逆…気が上へと逆流している状態


気うつ(気滞)…気の流れが悪くなっている状態


瘀血…血流が悪くなり停滞している状態


血虚…血の量や機能が低下している状態


水滞(水毒)…余分な体液が体内に溜まった状態