番紅花読み方:バンコウカ 英語名:Saffron crocus
香料として馴染み深いサフランを漢方では生薬・番紅花と呼びます。
健胃、鎮静、鎮痛作用などがある生薬です。
基本情報
別 名 | 蔵紅花、サフラン |
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学 名 | Crocus sativus |
原 材 料 | アヤメ科サフラン |
薬用部位 | 素材の花を用いる |
採取・時期 | 10~11月、その日に開花した花から赤い雌しべを採取し陰干し乾燥させる |
産 地 | ヨーロッパ |
漢方医学的情報
生薬分類 | 活血薬 |
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薬 味 | 甘味 |
薬 性 | 平性(食べても変化は余りない) |
薬効、薬理 | 活血, 清心, 通経 |
帰 経 | 肝経, 心経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | ピクロクロシン、サフラナール、クロシン |
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主な効能 | 健胃、鎮静、鎮痛、子宮収縮作用 |
病気への応用 | 月経異常、産後の腹痛、生理痛、生理不順などに用いる |
副作用 | 妊婦の服用はさける |
サフラン