伏竜肝読み方:ブクリュウカン 英語名:Loess
黄土で作られたカマドの底にある焼けた土を漢方では生薬・伏竜肝として用います。
日本では素焼きの土器や七輪等で代用されます。
基本情報
別 名 | 黄土、灶心土、灶心黄土 |
---|---|
学 名 | --- |
原 材 料 | 黄土製かまどの中央部の焼けた土塊 |
薬用部位 | 鉱物性 |
採取・時期 | --- |
産 地 | 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 止血薬 |
---|---|
薬 味 | 辛味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 止嘔, 止血 |
帰 経 | 脾経, 胃経 |
配合漢方薬 | 伏竜肝湯、黄土湯 |
一般情報
主用成分 | アルミナ、シリカ、ベンガラ、マグネシア、アルカリ |
---|---|
主な効能 | 瀉下作用、肝機能正常化作用、解毒作用 |
病気への応用 | 出血、吐血、鼻血、妊婦嘔吐に用いる |
副作用 | --- |
黄土 by Jean-Marc Pascolo