大風子読み方:ダイフウシ 英語名:Hydnocarpus anthelmintica
東南アジアやインドに分布するダイフウシノキの種子を、漢方では生薬・大風子と呼びます。
「大風」は「ハンセン病」のことを表しており、インドではハンセン病が改善すると言い伝えられていたようです。
基本情報
別 名 | 大楓子 |
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学 名 | Hydnocarpus anthelmintica |
原 材 料 | イイギリ科ダイフウシノキ |
薬用部位 | 素材の種子を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | インド, 東南アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 | 外用薬 |
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薬 味 | 辛味 |
薬 性 | 熱性(食べると熱くなる) |
薬効、薬理 | 殺虫 |
帰 経 | |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | チャウルムグラ酸、ドノカルプス酸 |
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主な効能 | 抗菌作用 |
病気への応用 | 梅毒などに外用される |
副作用 | 嘔吐、悪心、目眩、腹痛などの副作用あり |