白果読み方:ハクカ 英語名:Ginkgo
茶碗蒸しなどにも入っている銀杏を、漢方では生薬・白果と呼んでいます。
咳や喘息、頻尿などに用いられています。
基本情報
別 名 | 銀杏(ぎんなん)、銀杏仁、白果肉 |
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学 名 | Ginkgo biloba |
原 材 料 | イチョウ科イチョウ |
薬用部位 | 素材の種子を用いる |
採取・時期 | 秋、外皮を腐らせ取り出した種子を天日で乾燥させる |
産 地 | 日本, 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 固渋薬 |
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薬 味 | 苦味, 甘味, 渋味 |
薬 性 | 平性(食べても変化は余りない) |
薬効、薬理 | 化痰, 平喘, 止咳, 縮尿 |
帰 経 | 肺経 |
配合漢方薬 | 定喘湯 |
一般情報
主用成分 | 青酸配糖体、ギンノール、ギンコール酸、アナカルド酸、ビロボール |
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主な効能 | 未詳 |
病気への応用 | 咳、喘息、帯下、頻尿、遺尿などに用いる |
副作用 | 多量摂取で中毒症状(痙攣、目眩、嘔吐、呼吸困難)を起こす |

銀杏