畢澄茄読み方:ヒッチョウカ 英語名:Piper cubeba
ジャワ原産のヒッチョウカの果実をクベバ実と言い、漢方では生薬・畢澄茄と呼ばれています。
ヨーロッパではかつて淋病の治療薬として用いられていました。
基本情報
別 名 | クベバ実 |
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学 名 | Piper cubeba |
原 材 料 | コショウ科ヒッチョウカ、クベバ |
薬用部位 | 素材の果実を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | インド, 東南アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 | 温裏薬 |
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薬 味 | 辛味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 止痛, 温裏, 理気 |
帰 経 | 脾経, 腎経, 胃経, 膀胱経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | 精油:サビネン、カレン、シネオール; リグナン:クベビン、クベビノライド; |
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主な効能 | 抗アメーバ赤痢 |
病気への応用 | 嘔吐、ゲップ、腹部膨満感、腹痛などに用いる |
副作用 | --- |

クベバ実 by H. Zell

クベバ