夏枯草読み方:カゴソウ 英語名:Prunella vulgaris
シソ科の多年草ウツボグサの花穂、全草を用います。
初夏に咲く紫色の花が真夏になると褐色に変化するため夏枯草と呼ばれ、花穂の形が「靭(うつぼ)」という矢をしまう道具に似ていることからウツボグサと名付けられました。
基本情報
別 名 |
靭草(うつぼぐさ) |
学 名 |
Prunella vulgaris |
原 材 料 |
シソ科ウツボグサ |
薬用部位 |
素材の花を用いる |
採取・時期 |
8月初旬、花穂を採取し日干しにして乾燥させる |
産 地 |
日本, 中国, 韓国, 東南アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 |
清熱薬 |
薬 味 |
苦味, 辛味 |
薬 性 |
寒性(食べると寒くなる) |
薬効、薬理 |
散結, 清熱, 通淋 |
帰 経 |
肝経, 胆経 |
配合漢方薬 |
夏枯草湯、収涙飲 |
一般情報
主用成分 |
トリテルペノイド:ウルソール酸、オレアノール酸、prunellin; フラボノイド:ルチン、ヒペリン; カフェー酸、ビタミンB・C・K、カロチノイドなど |
主な効能 |
利尿作用、 |
病気への応用 |
消炎、利尿などに用いる |
副作用 | --- |
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ウツボグサ
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