金銀花読み方:キンギンカ 英語名:Japanese Honeysuckle

花の色が白から黄色に変化することから「金銀花」と呼ばれ、冬でも葉が枯れないことから「忍冬」という別名でも呼ばれています。
不老長寿や皮膚病の薬酒として「忍冬酒」というものもあります。

基本情報

別 名 双花、二花、忍冬花、吸葛(すいかずら)
学 名 Lonicera japonica
原 材 料 スイカズラ科スイカズラ
薬用部位 素材の花を用いる
採取・時期 5~6月、花とツボミを採取し陰干し乾燥させる
産 地 日本, 中国, 韓国

漢方医学的情報

生薬分類 清熱薬
薬 味 甘味
薬 性 寒性(食べると寒くなる)
薬効、薬理 清熱解毒, 解表
帰 経 心経, 脾経, 肺経, 胃経
配合漢方薬 五物解毒散荊防敗毒散銀翹散

一般情報

主用成分 セチルアルコール、ステリン、アラキン酸、ミリスチン酸、エライジン酸、リノレン酸、ルテオリン、イノシトール
主な効能 抗潰瘍作用、インフルエンザ、抗真菌、コレステロールの吸収抑制作用など
病気への応用 化膿性疾患、下痢、感冒、熱病などに用いる
副作用---

スイカズラ

 

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薬味とは

生薬はその味によって五味(酸、苦、甘、辛、鹹)に分類されます。


酸味… 散らばったものを収める働きがあり、肝、胆、目、筋の機能を補います。


苦味… 軟らかいものを引き締め、熱状を鎮め、湿りを乾かす働きがあり、心、小腸の機能を補います。


甘味… 激しいものを緩め薄める働き(緩和作用)や足らないものを養い補っていく働きがあり、脾、胃をはじめ消化器系の機能を補います。


辛味… 気や血の滞りを散らし、発散させる働きがあり、肺、大腸、鼻、皮膚の機能を補います。


鹹味(カンミ、塩辛い味)… 乾きを潤し、硬いものを軟らかくし、水分の調節をする働きがあり、腎、膀胱、耳、骨髄の機能を補います。

薬性とは

生薬が身体を温めるか冷ますかなどの度合いを表したものを「薬性」と呼び、主に5つに分類されます。


…身体を強く冷やす効果がある。


…「寒」より穏やかに身体を冷やす効果がある。


…身体に熱的な影響を及ぼさない。


…身体を穏やかに温める効果がある。


…身体を強く温める効果がある。


さらに効果の高い「大寒、大熱」なども分類されます。

帰経とは

その生薬が作用する経絡、臓腑などを表したものを「帰経」と呼びます。


五蔵:心…心臓、循環機能や自律神経、「神」とも呼ばれ意識や思考なども表しています。


五蔵:肺…肺、呼吸機能や体温調節を表しています。


五蔵:脾…消化器全般の消化・吸収機能を表しています。


五蔵:肝…肝臓や目、自律神経、中枢・運動神経などを表しています。


五蔵:腎…泌尿・生殖器や内分泌系を表し、気を蓄える所とされています。


六腑:小腸…脾の一部である小腸の吸収機能などを表しています。


六腑:大腸…大腸を表し水分代謝に関係しています。


六腑:胆…胆嚢を表し肝の機能の一部を担います。


六腑:胃…胃を表し脾の初期消化を担います。


六腑:膀胱…膀胱を表し腎機能の尿を貯留を担います。


六腑:三焦…水分代謝全般を表します。


心包…五臓:心を包む膜