骨砕補読み方:コツサイホ 英語名:Drynaria fortunei
ハカマウラボシの根茎の鱗片を除去したものを「骨砕補」と呼び、鱗片がついたままのものを「申姜・毛姜」などと呼びます。
歯痛や歯肉炎に黒く炒めたものを擦り込んで治療したりします。
基本情報
別 名 | 申姜、毛姜、裏星(うらほし) |
---|---|
学 名 | Drynaria fortunei |
原 材 料 | ウラボシ科ハカマウラボシ |
薬用部位 | 素材の根茎を用いる |
採取・時期 | 根茎の鱗片を除去して乾燥させる |
産 地 | 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 補陽薬 |
---|---|
薬 味 | 苦味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 強筋骨, 活血, 補陽 |
帰 経 | 心経, 腎経 |
配合漢方薬 | 舒筋活絡丸、接骨Ⅱ号方 |
一般情報
主用成分 | ナリンギン、ナリンゲニン |
---|---|
主な効能 | 未詳 |
病気への応用 | 骨折、打撲、捻挫、歯痛、耳鳴り、下痢、腹痛などに用いる |
副作用 | --- |
ハカマウラボシ by Daderot