乳香読み方:ニュウコウ 英語名:Frankincense
フランスキンセンスというハーブとしても有名なニュコウジュの樹脂を生薬・乳香と呼びます。
古代エジプトやギリシャ、ローマでも代表的な香料として宗教儀式などに用いられてきました。
基本情報
別 名 | 燻陸香、フランキンセンス |
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学 名 | Boswellia carterii |
原 材 料 | カンラン科ニュウコウジュ |
薬用部位 | 素材の分泌物を用いる |
採取・時期 | 春〜夏頃、幹に傷をつけ樹脂を抽出し固まってから採取する |
産 地 | 中央アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 | 活血薬 |
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薬 味 | 苦味, 辛味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 止痛, 活血, 舒筋 |
帰 経 | 肝経, 心経, 脾経 |
配合漢方薬 | 丁香柿蔕湯 |
一般情報
主用成分 | 樹脂:ボスウェル酸、オリバノレセン、ガム品質:アラビア酸フルカルシウム、マグネシウム塩、精油:ピネン、ジペンテン |
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主な効能 | 抗炎症作用 |
病気への応用 | 腹痛、月経痛、打撲傷、筋肉痛、皮膚化膿症などに用いる |
副作用 | --- |

フランキンセンス