羅漢果読み方:ラカンカ 英語名:Siraitia grosvenorii
中国広西省などから産出されれるラカンカの果実を、漢方では生薬・羅漢果と呼びます。
昔「羅漢」という医師がその効能を発見したとされ名前の由来があり、砂糖の数百倍の甘さを持ちながら糖尿病患者でも摂取可能で、活性酸素を除去する能力も有するなどとされています。
基本情報
別 名 | 神果 |
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学 名 | Siraitia grosvenorii |
原 材 料 | ウリ科ラカンカ |
薬用部位 | 素材の果実を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 化痰薬 |
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薬 味 | 甘味 |
薬 性 | 涼性(食べると涼しくなる) |
薬効、薬理 | 止咳 |
帰 経 | 脾経, 肺経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | テルペングリコシド配糖体、ビタミンE、鉄分、リン、マグネシウム、カルシウム |
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主な効能 | 抗酸化、抗ストレス、抗アレルギー、活性酸素消去、整腸作用、鎮咳など |
病気への応用 | サプリメントとして用いられる場合が多い |
副作用 | --- |

ラカンカの果実 by Badagnani