芦薈読み方:ロカイ 英語名:Aloe
アロエの葉液を乾燥させたものを諸湯開く・芦薈と言います。
日本へは鎌倉時代に伝来されました。
基本情報
別 名 | 真芦薈、アロエ末、アロエ |
---|---|
学 名 | Aloe vera |
原 材 料 | ユリ科ケープアロエ、キュラソーアロエ |
薬用部位 | 素材の葉を用いる |
採取・時期 | 葉から出る汁を煮詰める |
産 地 | アフリカ |
漢方医学的情報
生薬分類 | 瀉下薬 |
---|---|
薬 味 | 苦味 |
薬 性 | 寒性(食べると寒くなる) |
薬効、薬理 | 清熱, 瀉下 |
帰 経 | 肝経, 大腸経, 胃経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | アントラキノン誘導体:アロエエモジン、アントロン配糖体:バルバロイン、イソバルバロイン、アロイノシドA,B |
---|---|
主な効能 | アントロン配糖体、アントラキノン誘導体により大腸を刺激し瀉下作用(余計な便や水分を排出)を発揮する |
病気への応用 | 便秘時に穏やかに排便を促す緩下薬として用いられる |
副作用 | 過剰接種すると腹痛、子宮、膀胱、直腸などに充血症状が起こる場合があるので、妊娠中や生理時などには注意が必要。アントラキノン誘導体が母乳に含まれると乳児の下痢を引き起こす場合もある。 |

アロエ