沙参読み方:シャジン 英語名:Campanula
中国原産のサイヨウシャジンの根を、漢方では生薬・沙参と呼びます。
咳や脱水症状などに用いられます。
基本情報
別 名 | 南沙参、釣鐘人参(つりがねにんじん) |
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学 名 | Adenophora triphylla |
原 材 料 | キキョウ科サイヨウシャジン |
薬用部位 | 素材の根を用いる |
採取・時期 | 10月頃、地上部が枯れ始めたら根を採取し細かく刻んで天日乾燥させる |
産 地 | 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 補陰薬 |
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薬 味 | 甘味 |
薬 性 | 寒性(食べると寒くなる) |
薬効、薬理 | 止咳, 祛痰, 補陰 |
帰 経 | 肺経, 胃経 |
配合漢方薬 | 沙参麦門冬湯、一貫煎、益胃湯 |
一般情報
主用成分 | サポニン、イヌリン |
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主な効能 | 局所刺激作用、祛痰作用 |
病気への応用 | 肺熱による咳、咽喉腫痛、口渇、咽の渇きなどに用いる |
副作用 | --- |
サイヨウシャジン by Qwert1234