天麻読み方:テンマ 英語名:Gastrodia elata
一般に春と冬に採取され、冬に採取したものは「冬麻」と呼ばれ品質が優れているとされてきました。
漢方では目まいや意識障害、頭痛やヒステリー症状に用いられます。
基本情報
別 名 | 明天麻、赤葥、鬼矢柄(おにのやがら) |
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学 名 | Gastrodia elata |
原 材 料 | ラン科オニノヤガラ |
薬用部位 | 素材の根茎を用いる |
採取・時期 | 冬か春、根茎を採取し皮を剥ぎ蒸してから乾燥させる |
産 地 | 日本, 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 平肝熄風薬 |
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薬 味 | 甘味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 定驚, 平肝, 止痙, 止痛 |
帰 経 | 肝経 |
配合漢方薬 | 半夏白朮天麻湯、沈香天麻湯 |
一般情報
主用成分 | フェノール類、バニリルアルコール、バニリン、ガストロジン |
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主な効能 | 抗痙攣作用など |
病気への応用 | 頭痛、目眩、半身不随、四肢の痙攣などに用いる |
副作用 | --- |

オニノヤガラ by Qwert1234