鳥頭読み方:ウズ 英語名:Monkshood
トリカブトの根は母体となる塊根と、そこから連なる塊根に分かれており、この母体の方を生薬・鳥頭と呼び、連なる根を生薬・附子と呼びます。毒性を持つため使用には注意が必要です。
基本情報
別 名 | トリカブト |
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学 名 | Aconitum L., 1753 |
原 材 料 | キンポウゲ科トリカブト属 |
薬用部位 | 素材の塊根を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | 日本, 中国, ヨーロッパ |
漢方医学的情報
生薬分類 | 温裏薬 |
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薬 味 | 辛味 |
薬 性 | 熱性(食べると熱くなる) |
薬効、薬理 | 止痛, 温裏, 祛風湿 |
帰 経 | 心経, 脾経 |
配合漢方薬 | 鳥頭湯、鳥頭桂枝湯、赤石脂丸 |
一般情報
主用成分 | アルカロイド:アコニチン、ヒパコニチン、メサコニチン; |
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主な効能 | 鎮静,、ストレス潰瘍抑制、血圧降下、強心 、鎮痛, 抗炎症作用など |
病気への応用 | 四肢の麻痺,、疼痛、、腹痛、利尿、強心薬として用いる |
副作用 | 不整脈誘発作用あり |
トリカブト