黄薬子読み方:オウヤクシ 英語名:Dioscorea bulbifera
二がカシュウの塊根を生薬・黄薬子と呼びます。
出血症状や咽の腫れ、甲状腺腫などに用いられています。
基本情報
別 名 | 黄薬脂、薬独、紅薬子、苦何首鳥 |
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学 名 | Dioscorea bulbifera |
原 材 料 | ヤマイモ科ニガカシュウ |
薬用部位 | 素材の塊根を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | 日本, 中国, 韓国, 東南アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 | 化痰薬 |
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薬 味 | 苦味 |
薬 性 | 寒性(食べると寒くなる) |
薬効、薬理 | 止血, 清熱涼血, 清熱解毒 |
帰 経 | 肝経, 肺経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | ステロイドサポニン:ジオスゲニン、ジオスブルビン |
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主な効能 | 抗菌、抗真菌、子宮興奮、抗甲状腺、心抑制、抗腫瘍作用など |
病気への応用 | 鼻血、吐血、喀血、咽喉腫痛、皮膚の化膿症、甲状腺腫などに用いる |
副作用 | --- |

ニガカシュウの塊根 photo Rémi Tournebize

ニガカシュウの実 photo Jeevan Jose, Kerala, India