香櫞読み方:コウエン 英語名:Citron
インド原産のマルブシュカンの果実を生薬・香櫞と呼びます。
仏手柑と効能は似ていますが、化痰の作用はこちらの方が強いといわれています。
基本情報
別 名 | 陳香櫞、丸仏手柑(マルブシュカン) |
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学 名 | Citrus medica |
原 材 料 | ミカン科マルブシュカン |
薬用部位 | 素材の果実を用いる |
採取・時期 | 秋頃、成熟果実の皮を採取し乾燥させる |
産 地 | インド |
漢方医学的情報
生薬分類 | 補気薬 |
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薬 味 | 苦味, 辛味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 化痰, 理気, 疏肝 |
帰 経 | 肝経, 脾経, 肺経 |
配合漢方薬 |
一般情報
主用成分 | ヘスペリジン、クエン酸、リンゴ酸、d-リモネン |
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主な効能 | 未詳 |
病気への応用 | 胃痛、腹部膨満感、咳、食欲不振、嘔吐などに用いる |
副作用 | --- |

マルブシュカン by H. Zell