狗脊読み方:クセキ 英語名:Cibotium barometz
長く這った根茎の形が犬の背骨に似ていることから「狗脊」と言われ、根茎周囲が黄色の毛で覆われているため「金毛狗脊」とも呼ばれている。
この金毛も利用価値があり、あぶって粉末にしたものを止血薬として外傷に用いることもあります。
基本情報
別 名 | 金毛狗脊、生狗脊、高蕨(たかわらび) |
---|---|
学 名 | Cibotium barometz |
原 材 料 | タカワラビ科タカワラビ |
薬用部位 | 素材の根茎を用いる |
採取・時期 | --- |
産 地 | 日本, 中国, 東南アジア |
漢方医学的情報
生薬分類 | 補陽薬 |
---|---|
薬 味 | 苦味, 甘味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 強筋骨, 祛風湿, 補肝腎, 補陽 |
帰 経 | 肝経, 腎経 |
配合漢方薬 | 滋補片 |
一般情報
主用成分 | でんぷん、アスピジノール |
---|---|
主な効能 | 未詳 |
病気への応用 | 腰痛、背中の痛み、関節痛、足腰の衰弱、失禁、頻尿、遺精、帯下などに用いる |
副作用 | --- |

タカワラビ by Raffi Kojian