山査子読み方:サンザシ 英語名:Japanese hawthorn
日本には江戸時代に伝来され、中国では山査子のことを紅果と呼ぶようです。
魚や肉を柔らかくするとされ料理にも使用されている他、ジュースや羊羹などにも利用されています。
基本情報
別 名 | 山査、山査肉、山楂 |
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学 名 | Crataegus cuneata |
原 材 料 | バラ科サンザシ |
薬用部位 | 素材の果実を用いる |
採取・時期 | 10月頃、未成熟果実を採取し天日乾燥させる |
産 地 | 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 消導薬 |
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薬 味 | 酸味, 甘味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 消食 |
帰 経 | 脾経, 胃経 |
配合漢方薬 | 啓脾湯、加味平胃散、化食養脾湯、烏苓通気散 |
一般情報
主用成分 | フラボノイド:クエルセチン; タンニン:クロロゲン酸; トリテルペン:オレアノール酸; ビタミンC、ビタミンB2 |
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主な効能 | 健胃整腸、消化促進、抗菌、血管拡張作用など |
病気への応用 | 消化不良、食べすぎ、飲みすぎ、二日酔いなどに用いる |
副作用 | --- |
サンザシの実
サンザシ