蟾酥読み方:センソ 英語名:Bufo bufo gargarizans
ヒキガエルから分泌される乳液を、漢方では生薬・蟾酥と呼びます。
かつては「ガマの油」と呼ばれ、「救心」にも配合されています。
基本情報
別 名 |
蟇蛙(ひきがえる)、ガマの油 |
学 名 |
Bufo bufo gargarizans |
原 材 料 |
ヒキガエル科シナヒキガエル、ヘリグロヒキガエルの皮膚から分泌される乳液 |
薬用部位 |
動物性 |
採取・時期 |
乳液を乾燥させる |
産 地 |
日本 |
漢方医学的情報
生薬分類 |
外用薬 |
薬 味 |
甘味, 辛味 |
薬 性 |
温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 |
止痛, 消腫, 解毒, 開竅 |
帰 経 |
心経, 胃経 |
配合漢方薬 |
六神丸 |
一般情報
主用成分 |
強心性ステロイド:シノブフォゲニン、レジブフォゲニン、ブファリン、シノブホタリン、ψ-ブファレノギン、ブホタリジン、シノブファギン、マリノブファギン;ステロイド類、インドールアルキルアミン類、カテコールアミン類など |
主な効能 |
強心、利尿、胆汁分泌促進、膵液分泌促進、胃液分泌抑制、抗炎症作用など |
病気への応用 |
強心、鎮痛、排毒を目的に外用、内服する |
副作用 | 局所麻痺作用がある |
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シナヒキガエル