臭梧桐読み方:シュウゴトウ 英語名:Harlequin glory bower
東アジアに分布するクサギの枝や葉を、漢方では生薬・臭梧桐と呼びます。
キリ(梧桐)の葉に似ていて独特の匂いを持つことから名前の由来があります。
基本情報
別 名 | 八角悟桐、海州常山、臭木(くさぎ) |
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学 名 | Clerodendrum trichotomum |
原 材 料 | クマツヅラ科クサギ |
薬用部位 | 素材の葉を用いる |
採取・時期 | 8~10月頃、葉を小枝ごと採取し天日乾燥させる |
産 地 | 日本, 中国, 韓国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 祛風湿薬 |
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薬 味 | 苦味, 甘味 |
薬 性 | 涼性(食べると涼しくなる) |
薬効、薬理 | 祛風湿 |
帰 経 | 肝経 |
配合漢方薬 | 風湿豨桐片、桑枝虎杖湯 |
一般情報
主用成分 | クレロデンドリン |
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主な効能 | 降圧、鎮静作用 |
病気への応用 | リウマチによる疼痛、半身麻痺などに用いる |
副作用 | --- |
クサギ