百部根読み方:ビャクブコン 英語名:Stemona japonica
ビャクブの根を生薬・百部根と呼び、抗菌作用や殺虫作用を持っています。
かつて日本ではビャクブの煎液に紐を浸し「しらみひも」と称して腹に巻きシラミや蚤の予防に用いていました。
基本情報
別 名 | 百部 |
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学 名 | Stemona japonica |
原 材 料 | ビャクブ科ツルビャクブ、タチビャクブ、タマビャクブ |
薬用部位 | 素材の塊根を用いる |
採取・時期 | 11月頃、塊根を採取し天日乾燥させる |
産 地 | 日本, 中国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 化痰薬 |
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薬 味 | 苦味, 甘味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 止咳, 殺虫, 潤肺, 駆虫 |
帰 経 | 肺経 |
配合漢方薬 | 月華丸 |
一般情報
主用成分 | アルカロイド:ステモニン、ステモニジン; |
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主な効能 | 抗菌、真菌抑制作用 |
病気への応用 | 百日咳などに用いる |
副作用 | 多量摂取で呼吸障害を起こす |
ツルビャクブ