五味子読み方:ゴミシ 英語名:Schisandra chinensis
五味子の名は「皮と果肉は甘酸、核は辛苦、全体は塩」といった具合に五つの味があることに由来します。
鎮痛、鎮咳、鎮静作用をもち、近年では急性肝炎の治療薬としても研究されています。
基本情報
別 名 |
北五味子 |
学 名 |
Schizandra chinensis |
原 材 料 |
マツブサ科チョウセンゴミシ |
薬用部位 |
素材の果実を用いる |
採取・時期 |
8~9月頃、成熟果実を房ごと採取し天日乾燥させた後、果実をバラバラにして取り出す |
産 地 |
日本, 中国, 韓国 |
漢方医学的情報
一般情報
主用成分 |
精油:シトラール; リグナン:シザンドリン、デオキシシザンドリン、ゴミシンA; 脂肪油、ビタミンA類、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸 |
主な効能 |
鎮静、筋弛緩、抗潰瘍、抗メタンフェタミン、肝障害改善、鎮咳作用など |
病気への応用 |
漢方では鎮咳、強壮、肝臓障害治療を目的に用いる |
副作用 | --- |
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チョウセンゴミシ by Vladimir Kosolapov
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