胃苓湯読み方:イレイトウ
適応する病気・病症
冷え性、暑気あたり、胃炎、食中毒、腹痛、腸炎、等
上記の病名は順不当で本漢方薬の効果が適した順番に並んでいる訳ではありません。
胃苓湯がご自分の状態(体格や体力、症状など)に合うか、以下の項目をチェックして下さい。病名は合致しても、その人の体の症状や体格、傾向と合わない場合、漢方薬の効果をあまり感じられません。
気血水 | 水毒(水滞) |
---|---|
陰陽証 | 陽証(熱証、風邪の時に熱がったり、冷たい飲み物や寒冷刺激を好む人)に有効 |
虚実証 | 虚実間証(体力や体格は普通で反応も通常の範囲の人)に有効 |
現在の状態 |
|
お腹の状態 | 腹壁は少し軟弱だが、ある程度の緊張がある |
脈の感じ | ひどく弱くはない |
舌の見た目 | 不定 |
胃苓湯(イレイトウ)は上記の様な症状の方に有効な漢方薬処方です。
服用期間の目安
急性胃腸炎は2日程度、食あたり、暑気あたりには1週間程度、その他は一ヶ月ぐらい服用する
副作用や注意点
5歳未満は服用してはいけません
皮膚に発疹やかゆみが出た場合は服用を中止してください
配合されている生薬
蒼朮、厚朴、陳皮、猪苓、沢瀉、白朮、茯苓、桂皮、大棗、生姜、甘草、芍薬、縮砂、黄連
胃苓湯を扱う漢方関連会社
クラシエ、大峰堂薬品、剤盛堂薬品