荊芥読み方:ケイガイ 英語名:Schizonepeta tenuifolia
日本薬局方にも収録されている生薬・荊芥は、鎮痛、抗炎症作用などを持っています。
日本にも古くから伝えられており、花穂を「荊芥穂(けいがいすい)」と呼びます。
基本情報
別 名 | 荊芥穂、有田草(ありたそう) |
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学 名 | Schizonepeta tenuifolia |
原 材 料 | シソ科ケイガイ |
薬用部位 | 素材の花を用いる |
採取・時期 | 8~9月頃、地上部を採取し乾燥させてから花穂を採取する |
産 地 | 中国, 韓国 |
漢方医学的情報
生薬分類 | 発汗薬 |
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薬 味 | 辛味 |
薬 性 | 温性(食べると温かくなる) |
薬効、薬理 | 利咽, 止血, 消腫, 解表 |
帰 経 | 肝経, 肺経 |
配合漢方薬 | 荊芥連翹湯、防風通聖散、当帰飲子、治頭瘡一方、川芎茶調散、洗肝明目湯、清上防風湯、消風散、十味敗毒湯、五物解毒散、荊防敗毒散、駆風解毒散、銀翹散 |
一般情報
主用成分 | 精油:1 - プレゴン、D-メントン |
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主な効能 | 鎮痛、抗炎症、抗結核菌作用など |
病気への応用 | 扁桃腺炎、咽の痛み、血行促進、暑気の風邪などに用いられる |
副作用 | --- |

ケイガイ by Franz Xaver